
「公正証書遺言は安心と聞くけれど、実際にはどうやって作るのでしょうか?」
これまでの記事で、
・準備すること
・費用の目安
についてはご紹介してきました。
今回は、
実際にどのような流れで作成が進むのかを、やさしくご説明します。
全体の流れ
公正証書遺言は、次のような流れで作成されます。
1. 内容の整理・ご相談
2. 遺言の原案作成
3. 公証人との事前調整
4. 作成当日(公証役場での手続き)
5. 完成・保管
ひとつずつ見ていきましょう。
① 内容の整理・ご相談
まずは、
・誰に何を残すか
・ご家族の状況
・ご希望やお気持ち
を整理します。
この段階では、
すべてが決まっていなくても問題ありません。
大まかな方向性があれば、
徐々に形にしていくことができます。
② 遺言の原案作成
整理した内容をもとに、
遺言の「原案(たたき台)」を作成します。
・分かりやすい内容になっているか
・実際の手続きで問題がないか
といった点を確認しながら、
調整していきます。
③ 公証人との事前調整
作成した原案をもとに、
公証人と内容の確認を行います。
公正証書遺言は、
公証役場で作成されるため、
・表現の修正
・必要書類の確認
・当日の段取り
などを事前に整えます。
④ 作成当日(公証役場での手続き)
当日は、
・ご本人
・証人2名
・公証人
が立ち会い、遺言を作成します。
流れとしては、
1. 公証人が内容を読み上げる
2. 内容に問題がないか確認する
3. 署名・押印を行う
という形で進みます。
時間としては、
30分〜1時間程度で終わることが一般的です。
⑤ 完成・保管
作成された遺言は、
公証役場で原本が保管されます。
そのため、
・紛失の心配がない
・内容の信頼性が高い
という安心感があります。
期間の目安
全体の期間としては、
👉 2か月以内で完成することが多いです。
(内容や準備状況によって前後します)
実際にはどこまで任せられる?
「手続きが大変そう」と感じる方もいらっしゃいますが、
・書類の案内
・原案の作成
・公証人との調整
などは、専門家に依頼することで
スムーズに進めることができます。
まとめ
公正証書遺言は、
1. 内容の整理
2. 原案作成
3. 公証人との調整
4. 当日の作成
5. 保管
という流れで進みます。
一見すると手続きが多いように感じますが、
一つずつ進めていけば、難しいものではありません。
遺言は、
家族が迷わず手続きを進めるための準備です。
流れを知っておくことで、
安心して一歩を踏み出しやすくなります。
家族が困らないようにじっくりと考えて
無理のない形で、少しずつ整えていきましょう。